雨のち、木漏れ日。

労災事故の加害者になった今、自分に出来ること。

それでも生きる

その日は最高気温が31℃で朝から快晴の一日だった。業務も最終段階に入っていた時、私は死亡事故を起こしてしまった。

 

 

被災された方(労災事故なので被災者と表現)やご遺族の心境を思うと、「加害者の自分が心境を公にしても良いのだろうか?」と、今も葛藤が沸き起こってきます。

 

今やインターネットを開けば、いろんな疑問に対して回答を得られる世の中になりました。しかし、事故発生直後からこの予期せぬ出来事に対して、「加害者はどのように対応し、どのように事実と向き合い、自分を保っていけば良いのか。」という情報が得られませんでした。

 

被災者やご遺族に対して、間違った対応は絶対に許されない。なのに、様々な疑問に答えてくれる記事は見つからない。

 

「誰か教えてほしい、どうか助けてください!」

 

そんな風に感じて過ごした自らの不安な日々を詳らかにすることで、同じように苦心する人たちの一助になることを願い、ここに書き記していきたいと思います。